
こんな疑問に答えていきます。
海外で働くのって難しそうなイメージがありませんか?
- 英語が堪能でないと難しそうだ。
- 現地に行って面接はちょっと…
こんなことを思うかもしれませんが、全くビビる必要はありません。
国にもよりますが、タイやベトナムだと英語力は要求されない求人がたくさんあります。
現地面接については、確かに昔は必須だったようですが、現在はSkype面接だけで済む企業も増えてきました。
こんな風に、日本から一歩も出ずに海外転職活動ができるようになりました。
本記事では、その方法について解説していきます。
海外で働く方法【日本から一歩も出ずに内定をもらった経験談】
海外転職を成功させるためには、以下の6つのステップを一歩一歩進んでいくことになります。
- 転職サイトに登録
- 人材紹介会社から面談のお願いがくる
- 人材紹介会社と面談をする
- 求人を紹介してもらい応募する
- 企業と面接
- 内定
一つ一つ解説していきます。
STEP1:転職サイトに登録
転職サイトに登録する場合、この3つの選択肢があります。
- 海外対応の転職エージェントに登録する
- 日本の転職サイトに登録→海外の人材紹介会社に登録
- 海外の人材紹介会社に直接登録
転職サイトの登録に費やす目安の期間は、約1週間。
早い人だと、休日の2日あれば十分に済ませることも可能です。
海外対応の転職エージェントに登録する
リクルートエージェントやdodaに登録します。
海外の現地の人材紹介会社と比べると、時差など余計なことを考えなくていいのが利点です。
しかも、日本の大手のエージェントがあなたの海外転職を最後まで面倒見てくれます。
弱点は、案件数が現地の人材紹介会社と比較すると劣るところです。
なので、最低でもリクルートエージェントとdodaの2つには登録して、案件数を確保するように努めましょう。
日本の転職サイトに登録→海外の人材紹介会社に登録
リクナビNEXTのような転職サイトに登録します。
日本での転職に関しては、「転職サイトで応募する=直接その企業に応募完了」という場合がほとんどです(一部、人材派遣業者を介すこともありますが)。
一方で、海外転職に関しては、「転職サイトで応募する=人材紹介会社に登録される」という場合がほとんどです。
つまり、転職サイトに載っている求人は、その人材紹介会社が抱えている求人であり、ここから先はその人材紹介会社を介さないと進めないということを意味します。
気になった求人を少なくとも1国につき3件以上は応募する
この時の活動指針としては、少しでも気になった求人を少なくとも3件以上は応募しましょう。
あくまで僕の肌感覚ですが、あまりに登録しすぎるとさばけなくなるので、1国あたり3件くらいが適切であると結論付けます。
僕はタイ・ベトナムを中心に探していたので、人材紹介会社を1国あたり3社ずつ、合計で6社登録するような形を取ってました。
海外の人材紹介会社に直接登録
リクナビNEXTなどを経由せずに、直接、海外の人材紹介会社に登録することもできます。
大手はだいたいこの3社。
できれば、リクナビNEXTなどの転職サイトも併用して、中小規模の人材紹介会社に登録できるとベター。
エージェントとの相性がある
正直エージェントとの相性がかなりあるので、面倒ですがリスクヘッジのためにも複数社応募すべきです。
全て同じ履歴書と職務経歴書を提出しているのですが、面白いもので、反応はそれぞれ。
自分のことをかなり評価して「仕事いっぱいありますよー」と言ってくれるエージェントさんもいます。
逆に、全く評価してくれずに「この経歴では仕事ないですね」とズバっと言ってくるエージェントさんもいます。
一社だけ応募して、自分の経歴を全く評価してくれないエージェントさんに当たったら、転職活動はそこで詰みますよね。
だから、複数社応募してみて、いろいろなエージェントさんと話してみることをおすすめします。
STEP2:人材紹介会社から面談のお願いがくる
先ほど転職サイトに登録する3つの方法をしましたが、どの方法を経由したとしても、必ずまずは面談のお願いが来るところからスタートします。
求人に応募すると、エージェントさんから返信があり、まず履歴書と職務経歴書を送るように指示があります。
同じメールに「SkypeやLINEで面談をしたいのですが、いつが良いですか?」という質問が書いてあることがほとんどです。
第1希望~第3希望まで面談希望日時を提出して、エージェントさんが指定した日時に面談を行います。
タイミングは早ければ2日後、遅くても1週間後くらいです。
STEP3:人材紹介会社と面談をする
僕は6社と面談しましたが、だいたい以下のようなことを確認されます。
- 今までの経歴の確認
- 海外就職をしたいと思った理由
- 希望する業界・職種
- 逆質問
- 英語力の確認のための会話テスト(アデコタイランドのみ)
基本、ここでヒアリングされた情報は全て応募企業に提供されます。
その後、企業との面接で深堀りされても答えられるように、筋の通った答えをすることが大事になってきます。
今までの経歴の確認
特に聞かれるのが、なぜその会社に入社したのか。
僕は3回転職しているのですが、それぞれの転職の経緯についてかなり深堀りされました。
例えば、転職しようと思ったきっかけや、どういう基準で転職活動をしたのか、など。
細かいことまでつっこまれます
例えば、空白期間に何をしていたのか。
あるいは、数ヶ月で会社を退職している場合、なぜ短期間で退職したのか?
上記のようなことは必ずつっこまれます。
ウソをつかない
空白期間の説明や短期間で退職した理由を述べる時、多少の脚色は良いと思いますが、ウソをつくのはやめましょう。
人材紹介会社に説明した内容がそのまま応募企業に行くので、ウソをウソで塗り固めることにならないよう、脚色もほどほどに事実を述べるようにしましょう。
海外就職をしたいと思った理由
なぜ日本でなく、海外での就職または転職を希望しているのか。
これはどの人材紹介会社でも聞かれました。
海外就職をしたい熱意をしっかり伝えましょう。
希望する業界・職種
基本的には、自分の今まで歩んできたキャリアと同じ業界・職種だと、紹介できる案件が多いそうです。
理由は、現地採用は即戦力を求める傾向にあるかららしいです。
未経験はダメなの?
でも、「私、社会人経験が少なくてキャリア浅いんだけど…」という方。
大丈夫です!
未経験OKの求人も多く存在しています。
カスタマーサービスなどは、比較的未経験OKの求人が多いです。
キャリアが浅いということを、包み隠さずエージェントさんに伝えるようにしましょう。
逆質問
面接でもよくある、逆質問です。
僕の場合、ここではよく現地の生活について聞いていました。
例えば、物価であったり、ビザのことであったり、住環境であったり、いろいろです。
私の予測ですが、エージェントさんは「この人は本当に海外で就職する気があるのかどうか」の熱意をここで見ているようです。
なので、求人をたくさん紹介してもらうためにも、いくつか質問をすることをおすすめします。
英語力の確認のための会話テスト(アデコタイランドのみ)
アデコタイランドとJACリクルートメントは英語力の確認がありました。
現地のスタッフ(タイ人でした)と、英語で会話する形式です。
聞かれたことはこんな感じ。
- 自己紹介
- 今までのキャリアを教えてください。
- なぜタイで働きたいのですか?
- タイの好きな食べ物は?
- タイで働くならバンコク?それとも郊外でもOK?
- いつから働きたい?
これはあくまで企業が求めている英語力のレベルとマッチするかどうかの確認です。
なので、楽しく会話を楽しむようなスタンスで良いと思います。