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生産管理とは何をする仕事?【元・生産管理が語る必要なスキル4選】

2019-06-18

はじめまして、やっぴー(@torinoolympic) です。

 

工場の生産管理で働きたい人「工場の生産管理とは何をする仕事なんだろう?経験者の人の話を聞きたいな。もし必要なスキルがあれば、合わせて知りたいな。」

 

こんな疑問に答えていきます。

この記事を書いている僕は、自動車部品の工場で生産管理の仕事をしていました。

 

完全に生産管理とは何をするのかも分からないような完全未経験で入社し、慣れるまではかなり苦労しました。

 

本記事では、今から生産管理として働きたい方や、生産管理という職に興味を持っている方に向けて「生産管理の仕事とはなんぞや」ということを、深く掘り下げていきたいと思います。

 

生産管理とは何をする仕事?【元・生産管理が語る必要なスキル4選】

 

まずはじめに、今から書く生産管理の仕事は、かつて僕が働いていた完成品自動車メーカーの1次請け部品メーカーをベースに書き下ろしています。

 

他の業種だと細かいところが違ったりするかもしれませんが、ベースは同じなので安心して読み進めて行ってくださいね。

 

生産管理とは?

生産管理の基本的な業務内容は、読んで字のごとく工場の生産を管理します。

 

具体的にどういうことかと言うと、顧客の納期に合わせて生産計画を組み、その計画に合わせて材料を発注して、生産するための準備をすることです。

 

要するに、

実際に工場で生産する人たちが気持ちよく生産できるためのお膳立てをする。

これが、生産管理です。

 

 

生産管理は辛い仕事

生産管理は、こんな属性を持っています。

  • 出来て当たり前
  • ミスが許されない
  • めちゃくちゃ地味
  • 細かい仕事が多い

 

ミスが許されないシビアな環境の中、黒子に徹する。

 

これが、生産管理をする時の大事な心構えです。

 

生産管理の大きな区分

生産管理の仕事は大きく分けて2つあります。

 

計画と発注です。

 

計画の仕事って?

お客様の生産計画に基づいて、自社の生産計画・計画に基づいた生産指示を行うのが主な業務内容です。

 

よって、常に納期のことを考えるのが計画の宿命とも言えます。

 

とはいえ、きちんと前もって計画を立てて、コツコツと業務を行っていれば、基本的には納期に追われることはないです。

 

なので、マメで、コツコツと物事を積み上げていける人が向いています。

 

どうやって計画を立てているの?

自社の生産計画を立てるのに、社内システムを導入しているところが多いと思います。

 

システムとは、システムで顧客の生産計画を取り込んで、そのまま自社の生産指示まで出力できる優れ物です。

 

この場合、システムを使いこなせるITリテラシーが必要になります。

 

とはいえ、簡単なクリック操作や、数字を入れてEnterを押すだけのユーザーフレンドリーな設計になっていることが多いので、そこまで身構えることはないです。

 

もし社内システムが無い、もしくは社内システムがうまいこと機能していない場合はEXCELでの納期管理になります。

 

その場合、ある程度のEXCELスキル(VLOOKUPが分かるレベルだったら問題なし)が必要となります。

 

発注の仕事って?

計画が立てた生産計画を元に、資材発注を行うのが主な業務内容です。

 

こちらは常に材料切れの恐怖との闘いになります。

 

しかし、こちらもきちんと計画を立ててコツコツと業務を行っていれば、材料切れを起こすことはないです。

 

材料置場は無限にあるわけではないので、適量をタイミングよく持ってきてもらえるように発注できるかどうかがポイントです。

 

どうやって発注する?

計画でも使用する社内システムが、材料発注にも連動していることが多いです。

 

つまり、システムのマスタで製品1個当たりの必要材料数が登録されており、計画数に基づき、適切なタイミングで適切な数量分発注が出るという仕組みです。

※マスタとは:

各項目ごとにまとめられたデータベースのこと。

例えば、顧客マスタだと顧客の住所や連絡先が格納されているし、単価マスタだと製品の値段が格納されていたりする。

これらのデータベースを計画に紐づけることで、自動で発注を出したり、自動で生産指示を出せたりする。

 

当然、システムが無かったり、システムはあるけど発注には対応していないと言う場合はEXCELで管理することになります。

 

生産管理のやりがい

やりがいは大きく分けて2つあります。

 

一つは、自分が工場をコントロールしているというところです。

年の生産数や月の生産数などの大枠は上の人が決定するとしても、実際に毎日工場の生産をコントロールしているのは自分です。

うまく工場が回っていたらお呼びがかからず、何かトラブルが起きたらお呼びがかかるのが生産管理の宿命です。

そんな中、うまく工場を回して、毎日平和に自分のルーティンに打ち込める時が束の間の幸せだったりします。

 

もう一つは、工場内で良い人間関係が作れることです。

生産管理はその職業柄、頻繁に工場内に出没します(笑)

だから以前にこんな記事も書きましたが、実際に見たり聞いたり、噂話を教えてもらったりして現場のことをよく知っています。

工場内のいろんな人と仲良くなりやすい、これが生産管理の面白さであり、やりがいの一つです。

 

生産管理の辛いところ

仕事である以上、当然辛いところもあります。

 

まず、基本的にミスが許されない仕事なのでプレッシャーは半端ないです。

 

24時間稼働の工場だと、生産が止まったら深夜であろうと普通に呼び出しを食らうことも。

 

これは正直めっちゃめんどくさいです。

 

もう一つの辛いところは、圧倒的に目立たない地味な仕事だということです。

 

工場の花形は言わずもがなですが、生産現場です。

 

そこを陰でそっと支えるのが生産管理の仕事です。

 

いくら業務の改善をしようとも、何をしようとも目立たないのが生産管理のポジションです。

 

僕が求人を出すならこんな人が欲しい

もし僕が生産管理の求人を出すなら、こんなスキルを持っている人を求めます。

  • EXCEL中級レベル(VBA使えればなお良し)
  • 仕事を早く終えることばかり考えてしまう人
  • 明るくなくてもいいので、普通に人とコミュニケーションが取れる人
  • Mな人

 

一番最後に変なのが混じっていますがいいんですか?

 

一番最後のはふざけているようで、割と重要なことなので、あとで説明します。

 

EXCELは使う頻度が高い必須スキル

まず、EXCELは中級レベルでいいので使えたほうがいいです。

 

なぜならば、システム管理していても、どうしても全てをカバーしきれないところも出てくるからです。

 

そうなった時に、簡単でいいのでEXCELで管理表を作って対処することができないと仕事にならないです。

 

仕事を早く終えることばかり考える人

次に、生産管理の人には仕事を早く終えることを考えて欲しいです。

 

なぜなら、生産管理はいわゆる間接部門であって、無駄な残業代などはかけてはならないからです。

 

そのための業務効率化のツールとして、EXCEL VBAが使えればなお良しです。

 

最低限のコミュニケーションスキル

続いて、明るくなくてもいいので、普通にコミュニケーションが取れるくらいのコミュ力は欲しいところです。

 

生産管理は生産指示を出しっぱなしではありません。

 

現場のリーダーや作業員の人とコミュニケーションをとって、自分が出した指示に対しての進捗を確認し、進捗具合によっては修正をかけるところまでが仕事です。

 

別に明るく元気であるに越したことはないのでしょうが、僕は必要ではないと思っています。

 

なぜなら僕もそこまで明るくはないしコミュ力も高くないと思うけど、仕事を遂行するのには十分なコミュニケーションは取れていたからです。

 

【重要】Mであること

最後に、Mな人であることです。

 

これが一番重要だったりします。

 

辛いところでも書いた通り、基本的に黒子に徹することが求められるポジションであり、誰からも褒められません

 

深夜に呼び出しを食らうこともあるし、仕事が全然終わらないのに理不尽に定時に帰れと言われたりします。

 

そんな中でも

  • 呼び出しを食らわない束の間の休息時間を楽しめる。
  • 1時間かかる作業をマクロを組んで1分で終わらせられるようになって自己満足に浸って楽しんだりできる。

 

このようなMな人は、生産管理に向いています。

 

これら4つの要項を満たしておけば、基本どこでもやっていけるはずです。

 

なんだかんだ生産管理は楽しい!

この記事では生産管理の仕事について、経験者の目線からまとめてきました。

 

僕は以前お世話になった工場で働く時の面談で、上司から「生産管理なんか誰にでもできるから」と言われて入社しました。

 

確かにただ業務をこなすだけなら、誰にでもできる仕事です。

 

しかし実際に働いてみて、この上司が言ったことは深い意味では間違っているなということに気づきました。

 

実際は、今回書ききれなかった細かい仕事も山ほどあります。雑務に追われることも多々あります。

 

でも、これでは普通の生産管理で終わってしまうと思い、独学でVBAを勉強し始めました。

 

僕が入社して業務を引き継いだ時は残業2時間、3時間なんて当たり前でしたが、VBAを使ってEXCEL作業の大幅改善を行い、退職する時には毎日定時で帰れるようになっていました。

 

つまり、誰でもできる普通の仕事しかしなければ、ずっと雑務に追われることになります。

 

しかし、そこに自分の付加価値をつけて仕事ができれば、これほど楽な仕事はないかもしれません。

 

工場内の全てを掌握し、毎日定時で帰れると、こんなに楽しい仕事はありません!

 

誰でもできるレベルではなく、唯一無二の生産管理を目指して、みなさん頑張ってください。

 

以上です。

 

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  • この記事を書いた人

やっぴー(YAPPY)

33歳、和尚兼フリーランス。

自由な暮らしをテーマに、生活に役立つ情報を発信中。テーマはダイエット、留学、英語、メルカリ必勝法など、自分の体験談を交えて執筆するよう心がけています。

現在、30kgのダイエットに挑戦中!

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