こんな疑問に答えていきます。
この記事を書いている僕は、カナダに5年ほど留学しており、最初の1年間は、リジャイナ大学(レジャイナ大学とも言う。英語名:University of Regina)のESL(英語学校)で勉強していました。
その後、バンクーバーアイランド大学に進学し、卒業しました。
そもそもESLって何かと言うと、English as a Second Languageの略で「英語が第二言語の人用の英語学校」のことですね。
ESLで学ぶのは、カナダ留学の定番のコースになります。
本記事では、僕が行っていたリジャイナ大学でのESL生活を元に、ESLの学生生活をお話ししていきます。
目次
カナダのESLでの学生生活ってどんな感じ?
YouTubeで概要を聞くと、理解がしやすいかも。
日本人比率はどんな感じ?
リジャイナ大学ESLの日本人比率はどんな感じなのでしょうか?
日本人比率高め
実は、日本の提携大学からの留学生が大勢いるため、日本人比率高めです。
University of Reginaが提携している日本の複数の大学の学生が数十人単位でESLに押し寄せます。
なので、030以下のクラスであれば、クラスメイトの半分は日本人であると覚悟しておいた方がいいです。
実際、僕が入学してすぐの030レベルの時のクラスは半分以上日本人でした。
上のレベルに行けば行くほど日本人率が減る
ただ、その大学生達は単位取得が目的なので、2学期授業を受けた後(半年)日本に帰国します。
だから、彼らが最初に割り振られやすい020と030は割と日本人が多くなりがちで、040以上は日本人の割合がぐっと減るというような構図になります。
どんな国籍の人がいる?
- 韓国
- 中国
- サウジアラビア
- タイ
- ラオス
- イタリア
僕が在籍時はこんな国籍の方々と一緒に勉強しました。3大勢力は韓国人・中国人・サウジアラビア人です。
韓国人
この中では、なんだかんだで隣同士の国で価値観が合いやすい韓国人が一番仲良くなりやすいと思います。(国同士ではいろいろと揉めてはいますが、学生同士だったら全然気にしてませんよ!)
中国人
中国人は、中国人の独自のコミュニティを形成している場合が多く、中国人同士で固まることが多いです。
はじめはとっつきづらいと思うかもしれないですがオープンな人が多いので、慣れてくればバドミントンしようとかご飯行こうとか誘ってくれる人が多いイメージです。
サウジアラビア人
サウジアラビア人は授業中は真面目で積極的に発言する人が多いです。ですが、宿題をしてこないイメージです。そして、最終的にクラスから消えているイメージです(笑)
真面目に勉強しない背景には、サウジアラビアの政府から潤沢な奨学金が出ていて、自分の財布から一切学費を出してないからという説が濃厚ですが…真実は如何に?!
いろんな国籍の人が集まるとそれぞれ個性が際立っていて毎日楽しかったです!
ESLの授業って難しい?
結構ハードです。
先生はフレンドリーだけど意外とドライだし、課題も多いからです。
それぞれ詳しく説明していきます。
先生はフレンドリーだけどドライ
030や040は先生もまだ甘い感じの雰囲気ですが、その雰囲気に甘えて宿題をサボったり、きちんと課題を提出しないとバッサリ赤点をつけられます。
その辺はフレンドリーな先生でもかなりドライなので注意。クラスメイトの10%が進級できないなんてことはザラです。
テストや課題が多い
テストはMid-term exam(中間テスト)、Final exam(期末テスト)の2回です。
レベルが上がってくると上記のテスト+プレゼンやグループワーク、Essay(いわゆる論文)、先生によっては毎日の小テストも課されます。
なので、学期中は日々の小テストに備えて予習復習をして、テスト勉強、プレゼンの練習、そしてEssayも進める多忙な日々になります。
大学はさらにきつい。ESLはそのための練習。
しかし、そこから大学に進むのであればこのESLでさえぬるいと感じるくらい忙しくなります。1学期で5クラス受講するなら、単純にこれが5倍になるわけですから。
たとえ大学に進まないにしても、異国の地で必死に勉強した時間はきっと人生においての大事な財産になります。
キツイかもしれないですが、異国の地で努力したという財産は一生残ります。しっかりと頑張りましょう!
リジャイナ大学のESL情報
ESLの概要
- 1学期13週間(約3カ月)を3学期開講。
- Core(必修)とSkill(選択)の授業があって、Coreが15時間/週、Skillが6時間/週のボリューム。
- 大体1クラス15-16人くらいになります。※その期の状況によって上下することもある。
学費
別記事に詳しく書いていますので、ご参照いただければと思います。ざっくり1学期(3ヶ月)でCAD5,000程度です。
ESLに入学するための英語力基準
基本的にはどんなレベルの人でも入学可能で、Placement Testを受験してレベルごとにクラスが割り振られます。
040や050に直接入学できる制度もある
大学や大学院入学希望でIELTSなどのスコアが足りない場合であっても、一定の条件を満たせばESLの上の方のレベル(1学期〜2学期ESL受講すれば、大学・大学院に入学可)に直接入学できる制度もあります。
レベル分けの仕組み
クラスの難易度で言うと、010<020<030<040<050の順番でだんだん難しくなり、050を卒業すれば大学にそのまま進学することができます。
せめて最初030以上に入れるよう勉強していくべき
日本で勉強する時間がある方は、最低でもPlacement Testで030には入れるよう勉強していきたいところです。なぜかと言うと、030から開始すると3学期(つまり1年)でESLを卒業出来るからです。
たしかにESLでの勉強はタメになります。しかし、あまり長くいすぎるのもお金の無駄です。ちなみに僕はPlacement Testで030に割り振られ、1年で大学入学レベルまで英語力を上げることができました。
留学中のお金の管理はどうしたらいい?
留学中のお金の管理方法について悩まれる方も多いと思います。
「現地で銀行口座を作った方がいいの?」
「新しくクレカ作って持っていった方がいいんだろうか?」
こればかりは人それぞれなので、正直なところ正解はありません。しかし、5年滞在した経験から、滞在期間別でどのお金の管理方法がベターなのかは大体目星がつきます。
詳細は、カナダの滞在期間別でのお金の管理方法を解説している記事がありますので、参考にしていただければと思います。
YouTube「カナダ留学完全ガイド2019」も参考に
留学準備の方法、費用、行くべきかどうかについて解説しました。
特に、Apply方法を実際のリジャイナ大学ESLのHPを使って説明しているので必見です!
留学エージェントを利用して、効率よく留学準備を!
「留学エージェントは高いんじゃないの?」と否定する声もありますが、結論として「効率よく準備するために利用するならありかな」と思います。
事実として、別に留学エージェントを使わなくても留学することは可能ですし(僕はアドバイスをもらう以外、手続は全部自分でやりました)、エージェントを使うからと言って留学費用が安くなるわけでもないです。
じゃあ、留学エージェントを利用するメリットは何かというと「質の良い情報を自分で調べずして手に入れることができる点」かなと思っています。
こんなことを言うと留学エージェントに怒られそうですが…とはいえ、結局留学後は「留学した本人」が道を切り拓いていかないといけないわけで、「全部自分一人で準備してやる!」という気持ちがあれば、別に留学エージェントは不要ですね。
なお、おすすめ留学エージェントは「おすすめの留学エージェント・留学サイト4選【留学経験者が厳選】」にまとめています。
全て無料でカウンセリング可能なので、自分で準備することも検討しつつエージェントの情報もチェックしておくのがいいかなと思います。
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