
人間関係などでうつ状態になり、朝に「仕事行きたくない」と吐き気を催し、泣く。
ここまでいかなくても、「仕事行きたくない」と思うことは誰でもあると思います。
スタッフサービスの調査によると、連休明けの仕事が辛いと感じる人はなんと80%以上もいるそうです。
そのうち、そのまま転職してしまいたいと思う人が約42%。
ずる休みした人が約14%。
こんな風に、みんな仕事は嫌なものです。
あなたも一人で悩まずに、仕事に行きたくないときの対処法を実践してみませんか?
「仕事行きたくない」毎朝憂鬱で仕方ない時の対処法
まずは、仕事に行きたくないと思う理由を明らかにしましょう。
理由が分かれば、それに合った対処をすればいいのです。
順を追って説明していきます。
なぜ仕事に行きたくないと思ってしまうのか?理由6つを解説
みなさんが仕事に行きたくないときって、どんな時なのでしょうか?
代表的な6つを解説します。
人間関係
- 自分より立場が上の人から受けるパワハラ・セクハラ。
- 自分と同格であっても、ウマが合わない同僚。
- 後輩が言うことを聞かない。
人間関係の悩みは、相手の立場の上下問わずに起こり得ます。
人間関係の悩みは会社も対処が難しい所で、会社に訴えてもなかなかうまく解決しない傾向にあります。
そんな背景から「このまま耐えるしかないのか」と耐え続けていると、徐々に心がむしばまれていき、それが「会社に行きたくない」という結果になってしまいます。
仕事の責任が重すぎる
会社の中で立場が上になればなるほど、責任も重くなってきます。
真面目な人は、「絶対、失敗してはいけない」という気持ちを強く持ちすぎる傾向にあります。
その気持ちがやがてプレッシャーとなり、「会社に行きたくない」という気持ちに変わっていきます。
今日も残業か…という気持ち
長時間労働は、確実に精神と肉体をむしばみます。
長時間労働が一過性のものであればまだいいのですが、もし常態化しているのであれば、過労死にもつながる非常に深刻な問題です。
朝起きて、「今日もまた夜遅くまで仕事か」と思うと、会社に行きたくなくなる気持ちにもなりますよね。
そもそも仕事内容が向いてない
例えば、人と接するのが苦手な人が接客業や営業をやっていたらどうでしょうか?
1日のうちの1/3は仕事に費やされます。
そんな長い時間、苦手なことをやり続けていると、強いストレスを感じるはず。
だとしたら、毎朝起きて「今日会社行きたくないな」と思うのも納得です。
仕事内容の中に、自分が嫌だと思う業務がある
自分がやっている仕事の中で、「これはちょっと苦手だな、できればやりたくないな」と思う業務ってありませんか?
例えば、この業務をするにはどうしても苦手な人と絡まないといけないという場合。
そのことを考えると、朝から憂鬱になって会社に行きたくないなと思うのであれば、それはその業務が嫌だというサインです。
単純にやる気が出ない
単純にやる気が出ないから、今日は休みたいなと思う場合。
お気楽に見えるかもしれませんが、実はうつの初期症状だったりします。
このまま放置して本格的なうつになると、治療が年単位でかかります。
すぐに思い当たらなくても、本当に自分が会社に行きたくない理由がないのか、本記事で今一度確かめてみてください。
仕事に行きたくないときの対処法
では、実際に朝起きて「今日は仕事に行きたくない」と思った時、具体的にどのように行動すれば良いのでしょうか?
仕事のモチベーションを高めて会社に行く気にするべきか、もしくは完全に安息日にするべきか。
仕事の行きたくないときに試してほしい、おすすめの対処法を紹介していきます。
転職を念頭に置いてみる
転職を念頭に置いてみましょう。
「いつ辞めてもOKなんだ」という心の支えがあると、本当に気分が軽くなります。
実際に転職する時は、転職エージェントを利用すると良いです。
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何も考えずとりあえず出社してみる
とりあえず気合で出社したら、意外と大丈夫だったという場合は結構あります。
気の合う同僚と話したり、シンプルなタスクをこなしていくことで、意外と1日乗り切れたりします。
ただしこれは場合によりけりで、何らかのハラスメントを受けていたりする場合は、無理する必要は全くありません。
テンションを上げてみる
出社前にテンションを上げてみるのも一つの手です。
- 好きな音楽を聴く
- 新しい、もしくはお気に入りの服やアクセサリを身に着けてみる
- 好きなカフェでコーヒーを買ってから出社する
上記はあくまで例で、各自のテンションが上がると思う行動をしてみてください。
朝のルーティンをわざと狂わせてみる
意外と、会社に行くという行為自体がマンネリ化していることに嫌気がさしている可能性もあります。
その場合、朝のルーティンをわざと狂わせてみると、マンネリ化脱出でやる気が復活するかもしれません。
例えばこんな感じ。
- 通勤手段を変えてみる(電車通勤を自転車通勤に変えてみる、一駅分歩いて違う駅から乗ってみる、など)
- 朝早く起きて走ってみる
- いつもと違う道で出社してみる
- (夜にお風呂に入る人向け)朝風呂をしてみる
仕事の後の楽しみを作ってみる
自分にご褒美を与えることで、その日を乗り切ることを考えてみましょう。
例えばこんな感じ。
- 仕事終わりに、友達と飲みに行く約束をする。
- 欲しいものを買いに行く。
- 映画を観に行く。
- 読みたかった本を読むと心に決める。
古典的なやり方ではありますが、やる気アップには効果抜群です。
思い切って休んでみる
何をしても、会社に行く気が起きない。
万策尽きてどうしよう、という場合は、思い切って休みましょう。
上司と良好な関係が構築できている場合は、やる気が出ない旨を上司に話して数日休みをもらうのも手です。
もし、休むのを伝えにくいのであれば、病欠を理由にしましょう。
いずれにせよ、無断欠勤は会社に迷惑をかけますし、仮に自分が戻った時に居心地が悪くなったりと良いことが一つもないので、無断欠勤だけはやめましょう。
休んだ時の有効な過ごし方①:精神状態を正常に戻す努力をする
バランスよく栄養をとって、運動して、よく眠る。
心身の状態を健康な状態に戻す努力をしましょう。
休んだ時の有効な過ごし方②:誰かに悩みを話してみる
親でも、友達でも、誰でも良いので、今自分が抱えている悩みを話してみてはどうでしょうか?
同僚には言えないことを、洗いざらい全て吐き出してみると、スッキリするものです。
その中で、仕事に対する意外なアドバイスがもらえたりするかもしれません。
そのアドバイスを元に、新たな気持ちで仕事に戻れるかも!
休んだ時の有効な過ごし方③:時間を忘れる作業をする
人に話すのも気が乗らないなという人は、趣味に没頭するのも一つの手です。
黙々と、何にも考えずにただひたすら没頭。
ひたすら漫画を読むでも、映画を見るでも、プラモデルを作るでも、何でもいいです。
仕事から完全に離れることで、気持ちをリフレッシュできるはずです。
会社内で環境を変えてみる
特に社内で問題を抱えているのであれば、環境を変えてみるのも一つの手です。
例えばこんな感じ。
- 部署異動を願い出てみる。
- リモートワークに切り替えてみる。
一番簡単な環境の変え方は、部署異動を願い出ること。
リモートワークができる職種の人は、リモートワークに切り替えてみましょう。
仕事から出勤と直接的な人間関係という要素が消え去るので、かなり気が楽になります。
【結論】仕事行きたくないときは無理しないことが大事
仕事行きたくないなぁと思ったら、段階別にこんなアクションプランを提案します。
- 【症状が軽い人】無理やりにでも会社に行く。
- 【症状が中くらいの人】テンションを上げて会社に行く/自分にご褒美を用意する
- 【症状が重い人】無理せず会社を休む。
- 【体に拒否反応が出る人】部署異動願い/転職を考える。
仕事行きたくないという症状が重めの人は、いきなり退職を考えるのではなく、まずは数日会社を休んで様子を見ることをおすすめします。
そこで、身近な人や、場合によっては転職カウンセラーに相談するなどして、外部の意見を取り入れてみましょう。
それでもやっぱり現在の会社が合わないとなったら、転職に舵を切りましょう。
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転職完結までの手引
僕は今まで3回転職活動を行いましたが、転職は、転職エージェントに任せるのが一番楽です。
しかも、自分ではやりにくい労働条件交渉なども代わりにやってくれるので、次の会社では良い条件で働くことができます。
転職エージェントを利用した、転職活動の全体的な流れはこんな感じ。
- 転職エージェントに登録
- 履歴書と職務経歴書を提出
- 転職エージェントの担当者と面談
- 求人を紹介してもらう
- 応募する求人を決める
- 面接(1回~複数回)
- 内定
転職エージェントを利用すると、転職活動期間を短縮できます。
詳しくは、転職活動の期間を短くする方法【短期決戦を希望する人へ】で解説しているので、興味のある方はご覧ください。