
僕は、新卒で入社した会社に2年半在籍しましたが、給料の低さや、パワハラまがいの行為を受けたこと、その他諸々の理由で転職する決断をしました。
僕の場合は、同業界でやりたい職種があって、業界での経験年数が欲しかったので何とか2年半耐えたという感じですが、場合によってはもっと早く退職しても良いと思っています。
この記事を見ている方に言いたいのは、何と言っても若いのは正義です(笑)
新卒で入社した会社が合わないと思ったら、若さとバイタリティを活かして転職活動してみてはいかがでしょうか。
本記事では、僕の経験談を交えつつ、なぜ新卒で入社した会社が合わないと思ったら辞めても良いのかの理由を解説していきます。
新卒で入る会社を間違えたらどうすればいい?【転職に成功するコツ】
僕は辞める時に、「辞め癖がつくから、若い内に、しかも3年未満でやめるのは良くない」と引き止められました。
確かに一理あるとは思うのですが、僕が思う結論は、逆に若い時だからこそいろんな業界や他の会社を経験すべきでは?と思います。
転職市場の性質上、20代の若い時には他の業界にも転職し放題ですが、30代や40代になるとその業界での経験やスキルを求められてしまい、転職先の業界が絞られてしまうのです。
そう考えると、もったいない気がしませんか?
実際に利用して良かった転職エージェント
私が実際に登録した転職エージェントです。まずは登録して、エージェントに相談してみることをおすすめします。
複数登録すれば、求人をたくさん紹介してもらえます!
新卒で入社した皆さんへのチェックリスト
そもそも就活の時に、業界や会社のことを調べ尽くしてから満を持して入社した人って何人いるのか?という話です。
程度の大小はあれど、皆さん入社してからギャップを感じるのではないでしょうか。
僕の場合、「毎日電話取って、取り次いでばっかで本当につまらないな。これが仕事なのか?」とか「営業って少しは面白いものかなと思ったけど、やっぱり合わないしつまらない」とかです。
そもそも本当にやりたいことがあって入社しましたか?
そもそも僕が就活していた時は、専門的な知識を生かした仕事ができるほど勉強したわけでもなく、何かしたい仕事があるのか?と言われると「目標は特に無い」という状態でした。
ただ親がサラリーマンでメーカー勤めだったから、メーカー系に行けば間違いないだろうくらいのノリで新卒の会社を選びました。
就活の時って、結構それくらいフワっとした感じで会社を選ぶ人は多いんじゃないでしょうか。
会社選びに妥協してなかったですか?
新卒の時の職種は営業でした。
「営業なら内定をくれる」という言葉に釣られてのことなのですが、内向的な僕には営業なんて無謀でした(苦笑)
この経験から言えることは、「合わない仕事を続けることほどきついものはない」ということです。
我ながら、社会人の入り口から失敗してしまったなといまだに後悔しています。
社会人になってからやりたいことが見つかりましたか?
僕は、社会人になってからやりたい仕事が見つかりました。
自動車業界の中でも、営業から始まり、生産管理に転職。
その後、様々な失敗を経て、今は本当にやりたいと思えたITの仕事に就いています。
ITの仕事は、リモートワーク可の仕事が多いこと、その後のフリーランスへの道が近いことが魅力でした。
社会人になってから様々な経験をすることで、自分が何を本当に望んでいるのか分かってくるはずです。
若さを生かして希望する業界や会社へ転職!
一つだけ確実に言えることは、若さは最大の武器だということです!
特に20代~30代前半くらいまでは、会社の選択をミスってもいくらでもリカバリーがききます。
「若さ」を求める企業は多い
一部の専門的な仕事を除いて、ほとんどの仕事はきちんと教育さえ施してくれれば、誰でもできる仕事だったりします。
裏を返せば、自分の代わりなどいくらでもいるということですが(苦笑)
そういった仕事内容の場合、30歳の求職者と45歳の求職者が来た場合、どちらを取りますか?という質問です。
ほぼほぼ30歳の求職者を取るはずです。
なぜなら、教育さえすれば誰でもできる仕事なら、できるだけ長く働いてくれた方がうれしいからです。
とはいえ、「若さ」以外にも武器を持っておいた方が良い
しかしながら、「若さ」という武器だけで転職市場を渡り歩くのもなかなか辛いです。
それなりに待遇がいい企業は、求職者にそれなりのレベルを求めるからです。
だって皆さん、できることなら待遇がいい企業に入りたいですよね。

なので、若さ+αで武器を持っておいた方が良いです。
資格でもいいし、経験年数でもいいです。
結局、一番楽に拾える武器は「経験年数」
ゲームみたいな感じで言うと、誰でも簡単に拾える武器は「経験年数」です。
だって、在籍さえすればいいわけですから。
経験年数は書類選考で足切りになることが多いので、なるべく持っておいた方が得です。
ちなみに、第二新卒なら最低でも1年在籍が目安です。
1年あれば、そこそこの社会人としてのマナーは身についていると判断されるからです。
転職時に注意することはたくさんある
僕が新卒転職した時の武器は、2年半の自動車業界での経験と若さでした。
ちなみに、30代半ばでも転職したわけですが、その時は業界を自動車業界からIT業界にガラリと変えるという、かなりチャレンジングな転職でした。
その時の武器は、ポートフォリオ(このブログ)でした。
Web制作を希望していたから、ブログを自分で立ち上げて、それなりのPVまで育て上げた経験が効いたかなと思っています。
こんな感じで、自分の武器を明確にすれば、転職活動は楽になるはずです。
会社を辞めるのが目的ではない。次の転職先で羽ばたくのが目的。
新卒の会社がダメだなと感じたら、その日からは「転職に向けて自分の爪を研ぐ期間」として割り切って仕事するべきです。
その日からは、自分独自の「武器」を明確にするように心がけましょう。
仕事時間だけに集中して「経験期間」を積み重ねるのもOKですし、IT系に転職するのなら、家に帰ってから独学でスキルを高め、ポートフォリオを作るのもOK。
その過程で「どうしても会社を辞めたい」という気持ちに駆られても、勢いで辞めてはいけません。
働いていない期間は収入ゼロなので、そこからくる焦りで転職先の絞り込みに妥協してしまう可能性があるからです。
転職の目的はあくまで「現職を辞めること」ではなく「次の職場で羽ばたくこと」ですよね。
この目的を忘れずに、妥協することのないよう、絶対に在職中に転職活動をしましょう。
とはいえ、在職中の転職活動はエネルギーを使う
いくら若さとバイタリティー溢れる20代・30代とはいえ、在職中の転職活動は体力的にも精神的にも疲れます。
心身ともに疲弊して「早く終わらせたいから妥協しよう」となってしまっては元も子もないので、僕が実際に利用したのが転職エージェントです。
転職エージェントとはなんぞや?
転職エージェントとは、一言でいうと求職者のお世話をしてくれる執事みたいな人です。
具体的な業務内容でいうとこんな感じです。
- 求人を配信。
- 履歴書と職務経歴書の添削。
- 応募企業との調整を全て代行(面接日程や給与の調整から、もし辞退する際の連絡まで全部)
これらをすべて無料でやってくれます。
転職エージェントがなぜ良かったのか?
特に「応募企業との調整を全て代行」してくれるのが、忙しい社会人にとっては非常にメリットが大きいです。
なんだかんだで人事担当者とのやり取りはいろいろ気も使うし、時間も取られます。
面倒なやり取りは転職エージェントに任せて、面接対策に時間を使えるのは非常に大きいです!
あとは利用者は無料なところです。
これは採用企業が成約後に報酬を支払うという収益構造のため、僕たちは無料で使えるというわけです。
要するに、無料かつ便利で何一つデメリットはないので、利用しない手はないです。
転職を成功させるには複数の転職エージェントに登録すべし!
転職エージェントは複数登録するのをおすすめします。
理由は、紹介される求人数が増えて、選択肢が広がるからです。あと、担当者との相性が悪かった時のリスクヘッジにもなります。
先ほど触れた、経験年数などの条件もあらかじめ確認できるので、合わせて確認しておくと良いと思います。
僕の場合は、以下の3社に登録しました。
結局、僕はリクルートエージェントで内定をGETしました。かなり満足のいく転職でした。
実際に年収アップをかなえたストーリーは、【新卒から転職】リクルートエージェントで年収が200万円上がった話にて詳しく書いているので、興味のある方はどうぞ。
2度目の過ちを繰り返さないためにも、入念な準備を
この記事を読んでいる方は、少なからず「新卒で入社した会社は失敗だった」と1度失敗をしているはずです。
僕もそうでした。
2度同じ過ちを繰り返さないためにも、転職前に入念な準備をしておくことをおすすめします。
具体的には、自分の武器を見つけ、磨くことです。
若いこと自体が武器になるとはいえ、経験もそれなりに必要です。
転職の目的が「今の会社を辞めること」にすり替わらないようにしましょう。
皆さんが次の職場で明るく楽しく働けるのを期待しています!