こんにちは、やっぴー(@torinoolympic) です。

こんな疑問を解決していきます。
この記事を書いている僕の英語の実力は、カナダ留学経験5年、TOEICスコア880。
2019年3月にエジプト旅行に行った際、英語で値引き交渉を行い、お土産を平均30%引き以上、最大で70%引きして購入した経験があります。
そんな僕が、英語での値引き交渉方法を紹介していきます。
目次
値引き交渉を英語で行う方法【エジプト旅行で実践】
「英語で値引き交渉なんて無理。あなたは留学経験があるからできるんでしょ?」と思われる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
たしかに細かいニュアンスを伝えられたり、相手が言っていることがわかるという点で有利ではあります。
しかし、エジプト人は英語のネイティブスピーカーではありません。あくまで「英語が喋れる」エジプト人です。比較的ゆっくりとした聞き取りやすい英語で話してくれるので、聞き取りやすいです。
また、数字の聞き間違えが怖いと思われる方もいらっしゃると思いますが、向こうも間違いのないように電卓を使ってきちんと見せてくれるので安心です。
値引き交渉においては、こちらの意思を伝えて、値段が合えば買う、値段が合わなければ買わないというだけなので、そんなに難しく考えずに値引き交渉をしていただきたいと思います。
値引き交渉フレーズ①:Discount please.(値引きお願い)
Discount please.(ディスカウント、プリーズ)
まずはこのフレーズから始めましょう。
向こうから"I'll give you 10% discount.(10%割引します)"などと言ってくれる場合もあります。
こちらから値下げをお願いしようが、向こうから値下げの提案があろうが、いずれの場合にせよ店員さんの最初の言い値はまだ十分に値下げ幅に余力を残しているので、そこからガッツリ粘ります。
値引き交渉フレーズ②:Still expensive.(まだ高いです)
Still expensive.(スティル イクスペンスィヴ)
先述した通り、店員さんの最初の言い値は値下げ幅に余力を残しています。そこで、すかさずこのフレーズを使います。
「まだ高い」と思っていることをアピールして、こちらのペースに引きずりこみましょう。
値引き交渉フレーズ③:The budget is 〇〇 dollars.(予算は〇〇ドルです)
The budget is 〇〇 dollars.(ザ バジェット イズ 〇〇 ダラーズ)
「まだ高い」と言い続けていると、”How much do you want?(いくらなら買う?)"とか"How much is your budget?(予算はいくらなの?)"と向こうから聞いてきます。
そんな時にこのフレーズを出します。
予算を言う時のコツは、遠慮せずに低めの値段を言うことです。
理由は、今後の交渉の焦点が「いかにこの値段に近づけるか」に移る(要するに基準になる)からです。
値引き交渉フレーズ④:How about 〇〇 dollars?(〇〇ドルでどうですか?)
How about 〇〇 dollars?(ハウ アバウト 〇〇 ダラーズ?)
予算を宣言した後は、その額に下がるまで基本的に「Still expensive」と言い続けます。
しかし、実は値引き交渉は結構時間を食います。(がっつり値引きしてもらおうと思ったら20分くらいはかかるイメージ)
なので、もし時間がかかるのが嫌だと思う人は、このフレーズで折衷案を提案します。
"The budget is 30 dollars."と言った場合、向こうがなかなか折れなくて時間ばっかり過ぎる場合は、折衷案で"How about 35 dollars?"と提案するみたいな使い方です。
絶対使うフレーズではないですが、特に時間が限られている方には役立つフレーズです。
値引き交渉フレーズ⑤:I will go to other shop.(別のお店に行きますね)
I will go to other shop.(アイ ウィル ゴー トゥ アザー ショップ)
折衷案を提案するのが嫌な人、絶対自分が言った金額まで値切りたい人はこちらのフレーズを使います。
ちなみにこのフレーズは近くに競合するお店があるようなところ(ハン・ハリーリなど)でしか使えないフレーズです。
ツアーで連れて行ってもらうような独立したお土産屋では使えない(近くに競合のお店がない)ので、この次に紹介するフレーズを使ってくださいね。
特にハン・ハリーリは競合するお土産屋が多くあるので、これで揺さぶりをかけるとめちゃくちゃ効果ありです。
実際、僕はハン・ハリーリでこのフレーズを使って70%引きでお土産をゲットしました。
値引き交渉フレーズ⑥:If you say 〇〇 dollars is OK, I'll buy it.(もし〇〇ドルでいいって言うなら買います)
If you say 〇〇 dollars is OK, I'll buy it.(イフ ユー セイ 〇〇 ダラー イズ オーケー、アイル バイ イッ)
ちょっと長くて難しいですが、使えるとかなりインパクトがあります。
先述した通り、近くに競合店の無いお土産屋ではこちらのフレーズです。買う意思が無いように見せかけて揺さぶりをかける方法です。
このフレーズに続き、”If you say NO, I don't buy it.(もしNOなら買わない)"と言えればなお良しです。
まとめ:値引き交渉を英語で行なった結果
紹介してきたフレーズで値引き交渉を行なった結果、ハン・ハリーリでは最初の言い値が10,000円だったのを3,000円に値下げ(70%割引)することができ、ツアーで寄ったお土産屋さんでも平均して30%以上の値引きができました。
日本語でも値引き交渉可能ですが、日本語を話せる店員より英語を話せる店員の方がはるかに多いです。
実際にお土産を買う場面になると、絶対数が少ない日本語を話せる店員にツアー客が殺到するので、時間的になかなか思うように値引き交渉を行うことができません。
なので、英語を話せる店員を捕まえてじっくり値段交渉した方が安く買えたりします。
本記事を参考にして、ぜひ英語で値引き交渉をして、安くお土産を手に入れてみてくださいね!
動画でも説明していますので、ぜひご覧ください。
以上です。