
こんな疑問に答えていきます。
2019年、フリマアプリ業界に新たな刺客が現れました。
その名もPayPayフリマです。
こんなCMもよく目にするのではないでしょうか?
https://youtu.be/WjAtlMrWqFs
フリマアプリといえばメルカリ(2013年提供開始)から始まり、ラクマ(2014年提供開始)が登場し、そしてこのPayPayフリマ(2019年提供開始)が最後発として登場しました。
結論から言うと、PayPayフリマは匿名配送や送料などのサービス面で優位性がかなり高いので、今後が期待されるフリマアプリと言えます。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
本記事では、この3つのフリマアプリを徹底的に比較し、どのアプリを使うのがベストなのかを検証していきます。
目次
フリマアプリの徹底比較2019【PayPayフリマの登場で激震】
徹底的に「数字の比較」にこだわった、以下の4つの視点から比較をしていきます。
- 販売手数料
- 送料
- 振込申請対応
- 利用者数
販売手数料の比較
各フリマアプリの販売手数料の比較表がこちら。
メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ | |
---|---|---|---|
販売手数料(%) | 10% | 3.5% | 10% |
販売手数料だけ見ると、ラクマが圧倒的優位
ラクマの販売手数料が3.5%に対し、メルカリとPayPayフリマは10%。
手数料という観点では、圧倒的にラクマが優位です。
手数料だけで判断するのは時期尚早
しかしながら、今一度思い出して欲しいのが、出品者の手元に残る利益の計算式。
売上金額ー販売手数料ー送料=出品者の手元に残る利益
式で表すと、こうなりますよね。
いくら販売手数料が安くても、送料が高ければ手元に残る利益は目減りします。
この計算式を頭に入れた上で、次の送料の比較を見ていきましょう。
送料の比較
各フリマアプリの送料の比較表がこちら。※匿名配送ベース
サイズ | メルカリの送料金額(円) | ラクマの送料金額(円) | PayPayフリマの送料金額(円) |
---|---|---|---|
ゆうパケット | 175 | 179 | 175 |
ゆうパケットプラス | 375(+専用箱65円) | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
ゆうパック60 | 700 | 800 | 600 |
ゆうパック80 | 800 | 900 | 700 |
ゆうパック100 | 1,000 | 1,150 | 900 |
ゆうパック120 | 取り扱いなし | 1,350 | 1,000 |
ゆうパック140 | 取り扱いなし | 1,500 | 1,200 |
ゆうパック160 | 取り扱いなし | 1,500 | 1,500 |
ゆうパック170 | 取り扱いなし | 1,500 | 1,700 |
ネコポス | 195 | 200 | 195 |
宅急便コンパクト | 380(+専用箱70円) | 530(+専用箱70円) | 380(+専用箱70円) |
宅急便60 | 700 | 800 | 600 |
宅急便80 | 800 | 900 | 700 |
宅急便100 | 1,000 | 1,150 | 900 |
宅急便120 | 1,100 | 1,350 | 1,000 |
宅急便140 | 1,300 | 1,500 | 1,200 |
宅急便160 | 1,600 | 1,500 | 1,500 |
メルカリの送料の特徴
メリット
日本郵便のゆうパケットプラスで「A4封筒には入らないけど、60サイズは必要ない」という中間サイズの物に対応可能。
似たようなサービスの宅急便コンパクトより10円安いのもありがたい。
ゆうパケットプラスは他の2つのフリマアプリにはない発送方法で、優位性があります。
デメリット
ゆうパックの取扱サイズが上限100サイズまでと、極端に少ないです。
なので、大きいものは必然的に宅急便で発送することになります。
ラクマの送料の特徴
メリット
ゆうパック、宅急便共に160サイズ以上の発送に優位性があります。
仮に10,000円の物が売れたとして、160サイズで梱包した場合の手元に残る利益を計算すると、こんな感じの差が出ます。
メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ | |
---|---|---|---|
売上金額(円) | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
販売手数料(円) | 1,000 | 350 | 1,000 |
送料(円) | 1,600 | 1,500 | 1,500 |
手元に残る利益(円) | 7,400 | 8,150 | 7,500 |
このように160サイズ以上だと、使うアプリが違うだけでMAXで750円の利益差が出ます。
160サイズ以上は送料が他のフリマアプリと変わらないにも関わらず、販売手数料が安いから、このような利益差が生まれるというわけです。
この差はかなり大きいので、160サイズだとラクマがお得というのは覚えておくといいと思います。
デメリット
メリットのところで紹介したサイズ以外の送料が、全体的に高めです。
PayPayフリマの送料の特徴
メリット
とにかくダントツに安いです。
全てのサイズ・発送方法において最安値です。
デメリット
特になし。
振込申請対応の比較
各フリマアプリの振込申請対応の比較表がこちら。
振込先 | メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ |
---|---|---|---|
対応電子マネー | メルペイ | 楽天ペイ | PayPay |
銀行振込手数料 | 200円/1回 | 210円/1回 ※ただし振込口座が楽天銀行の場合、10,000円以上の振込で手数料0円! | 100円/1回 ※ただし振込口座がジャパンネット銀行の場合、手数料0円! |
銀行振込スケジュール | 毎週月曜日を申請締め日として、その4営業日後に振込。 | 翌営業日または翌々営業日(申請の時間帯による) ※ただし楽天銀行の場合、当日または翌営業日。 | 翌営業日または翌々営業日(申請の時間帯による) ※ただしジャパンネット銀行の場合、土日も含む。 |
PayPayフリマが圧倒的に優位
PayPayフリマの1人勝ちです。
手数料の安さ、振込速度はもちろんのこと、ジャパンネット銀行への振込なら振込金額関係なく手数料が無料というのもかなりプラス。
売上金を現金化することが多いなら、PayPayフリマがオススメです。
利用者数の比較
各フリマアプリの利用者数の比較表がこちら。
メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ | |
---|---|---|---|
利用者数(人) | 2,216万人 ※2019年4月時点 | 1,115万人 ※2019年4月時点 | 100万人〜200万人(推定) ※PayPayは1,500万人 |
Data by https://markezine.jp/article/detail/31415
利用者数はメルカリが圧倒的に優位
2013年からサービス提供している、先駆者のメルカリが利用者数では他を圧倒しているような状況です。
では、利用者数が多いとどんなメリットがあるのでしょうか?
利用者数が多いとこんなにも良いことが!
実はサービス開始して間もないPayPayフリマで出品してみたところ、出品してもまず閲覧数が全然伸びません。
ところが同じ商品をメルカリで売り出すと、閲覧数は普通に伸びて、いいねもつき、売れます。
要するに、利用者の母数が多いと、それだけ売れやすくなるということです。
まだまだメルカリの独壇場
メルカリの利用者数はラクマの倍です。
メルカリとPayPayフリマを比較すると、天と地の差があります。
なので、まだまだメルカリの独壇場が続くと思います。
ただ、PayPayフリマもサービスの質が良いし、PayPay自体の利用者は1,500万人いる実績もあるので、猛追する可能性大です。
PayPayフリマの伸び代には期待大です。
こんな人にはこのフリマアプリ!【状況別でオススメを紹介】
ここからは、「こんな人はこのアプリを使ったらお得」といった感じで、状況別でのおすすめフリマアプリを紹介していきます。
とにかくすぐ売りたい方
とにかくすぐにでも売りたい、スピード重視の方にはメルカリがオススメです。
利用者がダントツに多いので、多くの人の目に触れることで、売れる確率がUPします。
Photo by https://about.mercari.com/press/news/article/mercari_500million/
こんな感じで、メルカリは1秒で4.5品が売れるという公式発表がありました。
すぐにでも売りたいならメルカリですね!
時間はかかってもいいから、手元に残る利益を優先したい方
逆に、時間はかかっても良いから利益を優先したいという方には、PayPayフリマをオススメします。
PayPayフリマはまだまだ駆け出しのサービスなので、利用者数が少ない分売れにくいです。
ただ、サービス自体は非常に良質です。
メルカリとラクマをワンランクアップさせたような内容になっています。
PayPayフリマは送料が3アプリの中で最安値で、ジャパンネット銀行への振込なら手数料が0円なので、手元に残る利益額が多くなります。
大きいサイズのものを出品したい方
ピンポイントですが、160サイズ、170サイズの商品をピンポイントで出品される方はラクマがオススメです。
前述しましたが、仮に10,000円の物が売れたとして、160サイズで梱包した場合の手元に残る利益はラクマが圧倒的に高いからですね。
メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ | |
---|---|---|---|
売上金額(円) | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
販売手数料(円) | 1,000 | 350 | 1,000 |
送料(円) | 1,600 | 1,500 | 1,500 |
手元に残る利益(円) | 7,400 | 8,150 | 7,500 |
フリマアプリで購入希望の方
フリマアプリで購入希望の方は、PayPayフリマです。
理由は、ユーザビリティの高さですね。
何と言っても全商品送料無料と、簡単に値段交渉できるのは大きいです!
当然、メルカリやラクマであっても、キャンペーン中に買い物をするとお得に買い物できます!
3つともダウンロードしておいて、キャンペーン情報やクーポンに目を光らせておくことをオススメします。
以上です。