
こんな疑問に答えていきます。
この記事を書いている僕は、カナダに5年留学経験があり、バンクーバーアイランド大学というカナダの大学を卒業しました。
そんな僕ですが、思い返すと留学に行く時はほとんど英語がしゃべれない状態でカナダに行きました。
その後カナダで5年過ごして今ではスラスラと会話できるようになりました。
なぜ話せるようになったのか、結論を言うと、実は英会話は同じフレーズの使い回しなので、そのフレーズの習得こそが最高の勉強方法なのです!
そこで今回は、どのようなフレーズを覚えれば日常生活で対応できるのかを紹介していきたいと思います。
英語の勉強方法は「フレーズ」を覚えるだけ!
"How are you?"にも種類があるって知ってた?
会話の始まりは絶対"How are you?"です。日本の英語教育では"How are you?"しか習いませんが、実際は色々表現があります。
- How are you doing?
- How's it going?
僕はこんな挨拶聞いたことなかったので、思わず聞き返してしまいました。これが「生きた英語」です。
How are you?と同じことだと分かれば何てことはないのですが、挨拶にもいろいろな言い回しがあることを頭に入れておけば聞き返すことはないので、是非覚えておきましょう。
レストランで必ず聞かれるフレーズ
続いて、レストランで食事中、サーバーにほぼ絶対言われる言葉です。
- How's everything?→It's very good. Thank you.
これも知らなかったので、僕は最初は意味がわかりませんでした。
要するに、自分の席を担当しているサーバーに「このレストランでの食事はどうですか?」と聞かれているんですね。これもレストランで必ず聞かれるので、覚えておいた方がいいです。
自分から発信する時に覚えるべきフレーズがある!
今までは相手発信の会話のフレーズを紹介してきました。
しかし、自分から発信する場面も「フレーズ」で対応可能です。
何パターンか覚えたら最低限生きていけるので紹介していきます。
- I want to ~. I would like to ~.
- Can I ~? May I ~?
- Could you ~ ? Would you ~ ?
- 5W1H(Who, When, Where, What, Why, How)の疑問文
以上の4つです。1つずつ見ていきましょう。
I want to ~. I would like to ~.
I want to(I wanna)~、I would like to(I'd like to)~は「~したい」と言いたい時に使います。
使い分け
友達にはI want to、公共の場ではI would like toを使っていました。例えば以下のような使い方です。
I'd like to buy this. ([お店にて]これを買いたいです。)
文法的なことを言うと、I would like toの後に自分がしたいことの動詞が来ます。動詞の単語が分からないと伝えることができないので、ここは単語力が必要になります。
スマホでGoogleで「○○ 英語」と検索をかければ一発でわかるので、調べながら覚えていきましょう。
Can I ~? May I ~?
Can I ~ ?、May I ~ ?は「~してもいいですか?」と許可を取りたい時に使います。
使い分け
友達にはCan I ~ ?、公共の場ではMay I ~ ?を使っていました。例えば以下のような使い方です。
May I open the window?(窓を開けてもいいですか?)
この表現も、Can I 、May I の後に動詞が来ますので、単語力が必要です。
【余談】疑問文の構造のおさらい
余談ですが、疑問文の構造は、普通文の主語と動詞をひっくり返しただけです。
- be動詞ならそのままひっくり返す。
- 一般動詞なら動詞を一番最初に持っていく代わりにDoを一番最初に持っていく。
- 上記の例のようにcan、mayなどの助動詞がついている場合なら、助動詞だけ一番最初に持っていく。
例えば、以下のようになります。
- You are a student.→Are you a student?(be動詞の例)
- You have a pen.→Do you have a pen? (一般動詞の例)
慣れてきたら、英語の文章の構造を理解していくと、Writing、Readingにも活かせるので少しずつ覚えていきましょう。
Could you ~ ? Would you ~ ?
Could you ~ ?、Would you ~ ?は「~してもらえますか?」と人にお願いする時に使います。
使い分け
どちらかというとCould you ~ ?はできるかどうかを聞きたい時、Would you ~ ?はできるのは分かっているけどやってもらえるのかどうかを聞きたい時に使っていました。
が、正直会話している時にそこまで気にする余裕もないので、まずはCould you ~ ?のみ使っても意味は通じるので大丈夫だと思います。例えば以下のような使い方です。
- Could you tell me how to get to Osaka Castle?(大阪城までどうやって行くか教えてもらえますか?)
- Would you close the window?(窓を閉めてもらえますか?)
Could you~?の方は、道を聞かれた人が大阪城までどうやって行くか知らないかもしれないので、「できるかどうか」を聞いています。
Would you~?の方は、言われた人が窓を閉めることができるのは明らかだが、窓を閉めるという行為を「してくれるかどうか」を聞いています。
5W1H(Who, When, Where, What, Why, How)+Whichの疑問文
最後に、5W1Hになります。まず例文を示したいと思います。
- Who is your teacher?(あなたの先生は誰ですか?)
- When do we go for a lunch?(いつ昼ご飯に行きますか?)
- Where is the restaurant?(レストランはどこですか?)
- What does this mean?(これはどういう意味ですか?)
- Why do you like rice?(なんで米が好きなんですか?)
- How was the lunch?(昼ご飯どうだった?)
- Which bread do you like?(どのパンが好き?)
5W1H+Whichで大体の分からないことは聞けると思います。
疑問文で聞く時のコツは、別に文法は無視してもいいので、最悪疑問文でなくても語尾さえ上げれば答えてくれます。
例えばHow much is this?と聞くところを、How much this is?と聞いたところで普通に答えてくれます。英語は伝達の手段でしかないので、伝われば何でもOKなのです。
文法力は必要ない。フレーズ力が大事。
文法力は不要!
日本人は頭でっかちだとよく言われます。
なぜなら、文法や単語のインプットの教育は受けているが、アウトプット(話すこと、書くこと)する英語教育を受けていないからです。だから、文法や単語がどうしても気になってしまい、なかなかアウトプットしづらくなっているのだと感じています。
正直、海外で普通に生きていくのに文法力など不要です。適当に名詞と動詞を羅列していても相手が理解しようとしてくれるので伝わります。
「世界の果てまでイッテQ!」で出川さんが英語で道を尋ねる企画の時にめちゃくちゃな英語をしゃべりますが、目的地にまつわるキーワードをどんどん言っていくと、相手から有力な情報を引き出せて、最終的に目的地にたどりつけますよね。
この例からもわかるように、文法力は不要なのです。
今後の勉強の指針としては自分の伝えたいことのフレーズ力を磨くことをオススメします。
フレーズ力の磨き方
どうしたらフレーズ力を磨けるのか?
それは実践しかありません。僕は単語帳で覚えるのが嫌いです。本で見てもなかなか頭に入ってこないし、頭に入ってこないと「全然覚えられないし、やーめた!」となってしまいがちです。
そうならないためには、自分の力でどんどん話してみることをオススメします。実際に会話をしていくと、どうしてもこれを伝えたいのに、どう言って良いのか分からない!調べよう!となるわけです。強制的にフレーズ力を上げていけるのです!
単語帳で覚えた普段ロクに使わないような単語は使わなければ忘れますが、自分でこれって何て言うんだっけ?と調べた単語は必然的に使用頻度が高くなりますし、どんどん使っていく事で頭に定着します。
どうやって実践練習をするのか?
今の時代、英会話は自宅で簡単にできるようになっています。
無料でお試しもできたりするので、自分に合いそうだったらそのまま続ければいいし、合わなければやめるということも可能です。
いくつか無料でお試しができるところをピックアップしましたので、是非この機会にキーワード力を高めていってみてはいかがでしょうか?
おすすめその1:レアジョブ英会話
2007年創業。会員数70万人、講師数5,000人以上の国内最大級のオンライン英会話サービスです。
また企業研修への導入社数2,100社以上、教育機関への導入数も150校以上と企業や学校にも選ばれている超大手です。
特徴
- 1レッスン129円~から。
- 日本人の専門カウンセラーに学習相談可能。
- 「レッスンルーム」という独自システムでSkype必要なし!
- 公式スマホアプリで、レッスンの予約から受講、復習まで完結!
- 会員登録(無料)で、2回(1回25分間)の体験レッスンを受講可能。
\ 無料体験レッスンはこちらから! /
おすすめその2:産経オンライン英会話
ここも大手で、株式会社産経デジタル・ヒューマンホールディングス株式会社・トランスコスモス株式会社の大手3社による共同事業であり、信頼性の高いオンライン英会話サイトになります。
特徴
- 無料サービス『Aispeak(β版)』で自習教材が充実→レッスン時間以外でも英語を口にする機会が増える!
- 新聞社ならではの特徴:新聞の記事を元にした英文ニュースを題材にディスカッションができる!
- 受講料は1レッスン161円〜
- 会員登録(無料)で、2回(1回25分間)の体験レッスンを受講可能。
\ 無料体験レッスンはこちらから! /
おすすめその3:オンライン英会話ベストティーチャー(変わり種)
ここのオンライン英会話は変わり種です。
日本人が苦手な「アウトプット(話す、書く)」にフォーカスし、まずはライティングから始める英会話サービスとなっています。
特徴
- ライティング力とスピーキング力を両方鍛えることが可能な唯一無二のオンライン英会話スクール!
- 書いた英文をオンライン上で講師が添削してもらえる。
- 24時間レッスン受講可能!
- ディクテーション、シャドーイング、オーバーラッピングといった英語学習に欠かせない復習機能も無料で使用可能。
- 月額12,000円〜
- 無料登録後、3回の無料Writingレッスン、1回の無料Skypeレッスンを受講可能。
\ 無料体験レッスンはこちらから! /
レアジョブ英会話 vs 産経オンライン英会話
とにかく安く英会話を練習したいなら、レアジョブ英会話。
少し高いけど、時事問題のディスカッションをしてみたい人は産経オンライン英会話をオススメします。
どちらも大手なので、安心して授業を受けることができます。
オンライン英会話ベストティーチャーは誰にオススメ?
ここは紹介した通り、ライティング+スピーキングの変わり種のオンライン英会話スクールです。
- 英会話だけでなく、英語でのメールでのやり取りも必要なビジネスマン
- 試験で英作文力が必要な学生
- 総合的な英語力が必要な留学生
こういった方にオススメします。
アウトプットで英語力UPを加速させる!
理屈を知っていたとしても、アウトプットをしないといつまでたってもスムーズに話せるようになりません。
フレーズをある程度覚えたら、あとはとにかく恥ずかしがらずに実践練習を行うこと。これが鍵となります。
以上です。