
こんな疑問に答えていきます。
この記事を書いている僕は、2019年3月に日本旅行のツアーでエジプトへ9日間ほど行ってきて、ハン・ハリーリで値引き交渉に成功しました。
ハン・ハリーリはお土産店がずらりと並んでいて人口密度がかなり高い、非常にカオスな場所です。
ここでお土産を買う時は、値下げ交渉をしないと確実にぼったくられます。
僕も例外ではなく、たった3本のボールペンと2つの手提げバッグで最初1万円と提示されました。
そして、3,000円まで値下げすることに成功しました。
一体どうやって値下げ交渉をしたのか、本記事では、リアルな店員とのやり取りの一部始終も含めながら、値下げ交渉のコツを紹介していきます。
目次
ハン・ハリーリでボッタクリを避けて安く買う方法【交渉術】
ハン・ハリーリでは、こんな感じで、雑多な雰囲気でお土産がどーん!と売られています。
ツアー公認のお土産屋でも、値下げ交渉しました。
でも、ハン・ハリーリはボッタクリ具合がダントツです(苦笑)
ハン・ハリーリをうろちょろして、とあるお土産物屋に目星をつけ、お土産を買おうと入店しました。
買おうとしていたのは、こんな感じのボールペンと手提げバッグ。
リアルな値引き交渉のやり取り
実際の僕の値引き交渉のやり取りを記します。実際は全編英語ですが和訳してます。
僕:(ボールペン3本と手提げバッグ2つ買いたい旨を伝える)
店員:合計で10,000円になります。
僕:高すぎますね。
店員:なら8,000円はどうですか?
僕:(妻と日本語で相談するフリをして)まだ高すぎますね。
店員:君と僕は友達です。いくらがご希望ですか?(ここで希望額を聞かれる。)
僕:3,000円(分のエジプトポンド)しか持ってきてないから3,000円。
店員:それはさすがにボスに怒られます!5,000円でどうですか?
僕:3,000円しかないから無理!
店員:ATMで下ろして来ればいいんじゃないですかね?
僕:カード持ってきていないので無理です。
店員:わかりました。4,000円でどうですか?
僕:うーん。無理そうだから違う店行きますね。
店員:わかりました。ボスに聞いてくるから待っててください!
(ボスと会話をして1分後)
店員:ボスに許可をもらってきました。3,000円でOKです。友達だからこれでいいですよね?
僕:OK!
こんな流れで10,000円を3,000円に値切りました。(70%引き)
この間なんと20分!長い戦いでした。
「最初の提示した価格はなんだったんだよ!(苦笑)」というレベルのぼったくり具合ですよね。
支払いは現金を推奨
ここでのクレジットカード決済はやめておいた方がいいです。
何をされるか分かりませんので。
両替に関しては、気候・お金・治安…エジプト旅行の豆知識、全てお話します。の記事で書いている通りなのですが、レートや流通量の関係で、USドルで両替していった方がいいので、USドルを持ってきている方が多いと思います。
支払いはUSドルでも良いですし、エジプトポンドでも当然払えます。
僕はエジプトポンドが余ったので、エジプトポンドを使いました。
値引き交渉のポイントを解説
値引き交渉のポイント①:希望額として、かなり低い値段をふっかける
値引き交渉のポイントは、最初に希望額としてかなり低めの値段を提示し、この値段じゃないと買わない!と言い切ることです。
そこで遠慮して、希望額の値段を下げるのに躊躇しないことです。
強気に7割、8割引きを臆せず提示しましょう!
値引き交渉のポイント②:他の店で買うそぶりを見せる
そうすると、そこから時間をかけて少しずつ値段を下げていく、牛歩戦術みたいな作戦を向こうは使ってきます。
それに動じず、粘って粘って、それでも効かないようなら「他の店で買う」と宣言して出て行くフリをしましょう。
そうすれば交渉を優位に進めることが可能です。
ハン・ハリーリはお土産屋が乱立しています。
なのでお土産屋サイドも「他の店ではなく、うちで買って欲しい」と心の中では思っているはずです。
だからこそ、「他の店に行く」というワードがめちゃくちゃ効くのです。
値引き交渉のポイント③:時間がかかっても希望額まで粘る
正直このやりとりで20分は取られているので、めちゃくちゃ時間がかかるのは事実です。
向こうはこちらが根負けするのを狙って、ちまちまと値下げしてきているのも感じていたので、根負けせずに希望額まで絶対粘りましょう!
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以上です。