こんにちは、やっぴー(@torinoolympic) です。

こんな疑問に答えていきます。
この記事を書いている僕は、カナダに5年留学した経験があり、最初の1年はESL、そして4年制大学のVancouver Island Universityに入学、卒業しています。
カナダの大学に限らずですが、欧米の大学ってかなりハードっていうイメージありませんか?
結論から言うと、かなりハードであることには間違いありません。
ということで、本記事では、カナダの大学をリアルに体験した僕が、カナダの大学の授業内容、成績のつけ方など、留学生の大学生活を紹介していきます。
目次
【カナダ大学留学】授業内容は?成績のつけ方は?留学生が答えます!
ということで、本記事はこんな感じで説明を進めていきます。
- カナダの大学の授業内容は?
- カナダの大学で一番キツかった授業は?
- カナダの大学の成績のつけ方はこうなっている!
- たまには息抜きも必要
カナダの大学の授業内容は?
良く欧米の授業は双方向で、ディスカッション方式で進んで…みたいなことが言われていますが、僕が受けた授業で双方向な授業はありませんでした。
授業はあくまで講義スタイルです。
いわゆる大講義室でただ教授の授業を受けるだけという授業もあったりして、意外と日本の大学っぽいところもあるなと思いました。
課題が多いのが大きな特徴
授業の内容としてはそんな感じで日本とあまり変わらないなという印象ですが、日本の大学との大きな違いは、課題が多いことです。
- 論文(Essay)
- グループワーク
- プレゼンテーション
特に論文はほとんどの授業で書かされます。しっかりライティング力を上げておく必要があります。
だからカナダの学生は忙しい
論文を書くといっても、そのためのリサーチに膨大な時間が必要です。その後、自分が調べた文献を引用しながら書いていくので、本当に時間がいくらあっても足りません。
そこにMid-term Exam(中間試験)、Final Exam(期末試験)が入ってきて、プレゼンやグループワークもあります。
だからカナダの学生は朝から晩まで図書館にこもりっきりです。
【裏技】テクニックを駆使して楽する方法
とはいえ、忙しすぎると単位を落とす可能性もあるのでもったいないです。そこで、ちょっとしたテクニックを駆使すると少しだけ楽にできます。
- 中国系の先生を選ぶ。
- あらかじめRateMyProfessorsのサイトで、その教授の課題の多さを確認する。
中国系の先生は、期末評価の基準がテストだけのことが多く、学期中は楽です。(ただしテスト勉強をめっちゃ頑張らないといけない)
RateMyProfessorsというサイトがあり、そこでは5段階で教授の評価が載っています。口コミがいろいろ載っていて、中には「課題が少ない」とか「点数が甘い」といった情報も紛れています。
それらの口コミを参考にしながら取る授業を選択すると多少楽になります。
カナダの大学で一番キツかった授業は?
一番キツかった授業は圧倒的にENGLISHです。
「外人」に国語は厳しい
ENGLISHは言ってみればカナダ人にとっての「国語」なので、ネイティブに比べるとどうしても英語力で分が悪い留学生にとっては厳しい科目です。
Essay(論文)の課題がひっきりなしに出されて、毎回点数が悪くて凹みまくった記憶しかありません。
でも実は英語で書く論文には決まった形があるので、それに乗っ取って書いて筋が通った文章を書くことができれば、それなりの点数が取れたりします。要は慣れですね。
ESLに行くと論文の型を学べる
Essayの書き方は、大学付属のESLでイヤというほどみっちりと叩き込まれます。
そういう意味でも、ESLを1学期だけでも行っておいた方が大学に入った後スムーズに良い点数が取れるかもしれません。
カナダの大学の成績のつけ方はこうなっている!
授業の最終成績は、下記のような感じで採点されます。
成績計算例
- Mid-term exam(中間テスト) 20%
- Final exam(期末テスト) 30%
- Essay(論文) 20%
- Presentation(プレゼン) 20%
- Group work(グループワーク) 10%
満遍なく頑張らないとPassしない
上の例は一番辛い極端な例ですが、テストからグループワークまで満遍なく点数を取っていかないと最終成績に響きますね。
これが5コマあると考えたら頭が痛くなります。
5コマ授業を取ると本当にヤバい
5コマ授業を取ると学期内の忙しさMAXです。
僕は、中国人の教授の授業を取ったり、厳しくない教授の授業をうまく混ぜて忙しさMAXは回避してましたが、それでも学期中はかなり辛かったです。
5コマ履修するのであれば、しっかりタイムマネジメントをすることと、ハードワークが求められます。場合によっては履修する授業を4つに減らす選択肢も視野に入れるべきです。
たまには息抜きも必要
こんな感じで、毎日忙しいカナダの大学生です。息抜きをしないとパンクしてしまいます。
僕が実際にやっていた息抜きはこんな感じ。
- スポーツ
- 学園祭に出演
- バーで飲む
- 出かける
スポーツ
僕は休日に友達とサッカーをしたり、野球をしたりして汗を流すとリフレッシュできました!
学園祭に出演
僕が卒業したVIUでは毎年秋にInternational Cultural Festivalという学園祭が催されていました。
その祭りの出し物ショーに毎年友人と出演して、日本の歌を披露して息抜きをしてたりもしました。
バーで飲む
友人数人で夜まで飲みに行ったりもしてましたね。こういうノリは学生の時でないとできないので、楽しかったです。
出かける
課題が少なくなったタイミングで、土日を使ってバンクーバーに行ったりもしました。
僕が住んでいたナナイモは田舎町なので、バンクーバーで焼肉食べて、ラーメン食べて、遊んでと、かなりストレス発散できてました!
【まとめ】カナダの大学生は忙しいけど、それが醍醐味!
日々真剣に勉強して、遊ぶときはめちゃくちゃ遊ぶ。それがカナダの大学生です。
とっても充実した大学生活になること間違いなしです!
YouTubeで、本記事の内容をもっと深掘りした動画も配信中。ぜひご覧ください。
以上です。